2020.9.4
オーストリアで作られたベーゼンドルファーです。
スタインウェイ、ベヒシュタインと共に
世界三大ピアノと呼ばれています。
特にベーゼンドルファーは年間250台しか生産されないので
なかなか演奏を聴いたり、弾いたりする機会はないかもしれません。
私は昔からこのベーゼンドルファーの深く温かい音色が好きで
いつか教室に迎えたいと思っていました。
でも叶わない夢だと思っていたのですよ。
でも人生一度きり!自分の夢を叶えたい!
そしてこの素晴らしい音色を
生徒さんたちと分かち合いたい!
そう思って清水の舞台から飛び降りました。
生徒さんたちから大喜びで迎えられています。
ピアノの名前は「セレーネ」と名付けました。
ギリシャ神話の月の女神様のお名前からいただきました。
このピアノを初めて見たとき、白い光の月光見たいと思いました。
そして人々を優しく癒す、そんな音色で奏でられたらいいなと思ったのです。
子どもたちはすぐに音色の違いを感じてくれたようです。
そして弾いているうちにどんどん美しい音色に変わっていきます。
ピアノの持っている本来の美しい音色を自然と引き出したくなるのですよね。
教室に通っていらっしゃるほとんどの生徒さんは、住宅事情により電子ピアノを使っています。
美しいものを美しいと感じる心、
美しいものを大切にしたいと思う心、
美しいものに感謝する心、
美しいものを表現したいと思う心。
そのような感性を育む時間を大切にしたいと思っています。