イメージする力

音楽は時間の芸術と言われています時計

 
時間と共に生まれ、録音などを除いては時間と共に消えていきます。
 
同じ曲でも一度たりと同じ演奏はなく、その時の演奏者、環境、感情などで変化をします。
 
そして目に見ることも触れることもできません
 
そんな音楽を聴き取るのは耳を含めた全身であり、感じるのは心ですドキドキ
 
心に訴えかける音楽は演奏者の心から発せられたものです。
まず表現したいイメージが心にあり、テクニックはそれを表現するための手段です。
 
では、人を感動させる演奏するにはどうすれば良いのでしょうか?
 
レッスンでは、特に幼児期に感動する心を育てること、『心へのアプローチ』が大切だと思っています。
 
リトミックのレッスンにおいては、感じた音楽を身体の動きで表現します。
脳科学の世界では、筋肉感覚を使うと脳が活性化し、より深く音楽を理解できることが証明されています。
 
さて、ピアノではどうしましょう。
鮮やかな音色を持つ豊かな音楽を演奏するために音譜
 
ある子は曲に歌詞を付け
ある子は物語を作り
ある子は色で
ある子は踊りで
ある子は顔の表情で
ある子は作曲し
ある子は絵で
 
心にある音のイメージを表現してくれますアート
 
そこには何の束縛もなく、自由な空想の世界が広がります虹
 
私がやりなさいと言ったことは一つもありません。
レッスンで遊びのように一緒に面白がってやった事を気に入り、自主的にやってきて見せてくれます。
 
その発想の面白いこと!豊かなこと!
 
 
年長 Yちゃん ギロック作曲
『オレンジ色のメヌエット』
 

小2 Sちゃん  平吉丈州作曲
『踏まれた猫の逆襲』
 
 
描いてきてくれた絵などは教室に展示し、他の生徒たちにも見てもらいます。
そこからまた刺激を受けて描いてきてくれることもあります音譜
 
音楽を通して共に育つ子ども達。
 
嬉しいなあニコニコ