今月のリトミックは「雨」をテーマに活動しました。

 

お天気は、ちょうど雨。

傘をさして長靴を履いて、子どもたちは元気にやってきました。

 

レインスティックのザーっという音を聴いて、空間が雨の音に包まれると不思議な静けさが漂います。

 

「ぽつぽつ」

「しとしと」

「ざー」

「ぴちゃん」

 

4つの雨の音を表す言葉を動きに変えて、身体で表現をしました。

動きも子どもたち自身が創作します。

 

「ぽつぽつ」は、人差し指の先そっとをくっつける動き、「しとしと」は手をひらひらと揺らす動き、「ざー」は腕を大きく揺らす動き、「ぴちゃん」は足を床に打ち付ける動きになりました。

 

雨のリズム+エネルギーと身体の動き+空間の使い方とがぴったり一致することが大切です。

とても自然で良い動きが出てきました。

 

音楽の違いを聴きとり、動きを変化させる活動をしばらくやった後、今度は雨の音を絵に置き換え「視覚化」する活動をしました。

 

みんな一音も聞き逃さずに音を絵にしようと、とても集中しています。

先ほど音と動きを結びつける活動をしたので、描く時の動きも音とぴたりと一致しています。

 

選ぶ色、線、空間・・・・同じ音を聞いてもみんな違う個性豊かな絵が出来上がりました。

 

音楽が子ども達の身体の中に入り、細胞の隅々まで音で満たされるような、リトミックにはそんな素晴らしい瞬間がたくさんあります。